新着順:11/500 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

作品十首

 投稿者:寿子  投稿日:2009年 8月11日(火)13時54分20秒 opt-123-254-3-145.client.pikara.ne.jp
  通報
        梅雨の頃

雲低く降るか降らぬか昼下り躊躇(ためら)ひがちに蝉細く鳴く

降り止まぬ梅雨の夕べを土鳩(どばと)鳴く何処に雨を凌ぎ鳴くらむ

裏山を霧の流れてみどり濃し雨の上がれば鶯の鳴き

鶯のまなく屡(しば)鳴き裏山に年を重ねて老いづきゆくか

足許に草色なせる飛蝗の子つと現れて茂みに帰る

天敵の多き飛蝗は草に棲み草色なして動き素早し

丸々とかはゆき仔犬預かればトイレミルクと忙し楽し

膝に置くミルク飲み終へ見あげたる仔犬の瞳を無邪気と云うか

犬とゐて童の頃を思ひ出づ木槿の花と飯事(ままごと)あそび

木槿咲く木下に茣蓙を敷き延べて友と遊びき犬はお客と
 
》記事一覧表示

新着順:11/500 《前のページ | 次のページ》
/500