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では、短歌雑誌「槻の木」の巻頭頁「今月の歌」を転載させていただいております。また平成13年10月以降の「今月の歌」を「前月迄の歌」のページに記録してあります。来嶋靖生先生の解説とあわせご鑑賞ください。 なお短歌結社「槻の木会」へのご照会先は、「今月の歌のページ」をご覧ください。 【平成20年2月2日追記】 なお本ページは、真剣に短歌を愛し、切磋琢磨しながら向上を目指すことを目的としておりますので、不本意ながら、その趣旨に そぐわない投稿は、気づいた都度、削除させていただくことがあります。ご容赦下さい。
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あま垂れは 喝
投稿者:
万兆
投稿日:2009年 6月15日(月)11時40分21秒 ntoska240200.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
追憶の彼方辿れば自在なり無我に抱(いだ)きし子育ての頃
鍵ひらき胸底さらへ詠む歌の猛り心を抑へ兼ねつも
吾がおもひ優女(やさめ)の妻と眺むれば鏡に映るやさしみの言
雨に逢ふ額紫陽花はたっぷりと濡れて際立つ道の辺の鉢
雨垂れが「鬼さんおいで」「ここまで」と盲目(めしひ)の吾に喝入れの声
作品十首
投稿者:
寿子
投稿日:2009年 6月10日(水)15時13分35秒 opt-123-254-63-192.client.pikara.ne.jp
編集済
小旅行
バスよ見る鳴門の海は渦潮の逆巻き微塵の光りを放つ
乗り継ぎの駅地下道の雑踏も靴音弾むわが小旅行
尋ね来しなばなの里は見頃とぞ薔薇の花咲くあやなし開く
薔薇の園四千本が咲くといふ名札たしかめ香に酔ひめぐる
記念して名づけられたる薔薇の花さも相応(ふさは)しく咲きて臈(らふ)たし
長良川河畔に咲けるたんぽぽの花は直(す)ぐ立ち水音(みおと)に揺るる
たんぽぽの花のあとなる冠毛のけぶりて淡し夕光(ゆふかげ)のなか
夜の闇に白き綿毛は舞ひ行かむ子なるたんぽぽ育つ地探し
枇杷の樹の緑に揺るる葉の陰に五つ六つか青き実育つ
枇杷の実の葉かげに寄り添ひ育つ見ゆ吾が姉弟(はらから)の遠き日の如(ごと)
気高くも
投稿者:
万兆
投稿日:2009年 5月31日(日)10時06分55秒 ntoska240200.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
小便に目を白黒と殿様のかはづ気高く強気を保つ
家事は女の子包丁磨ぎは男の子とは誰がきめし哉包丁を研ぐ
肌弱く酒にも弱き吾なれど負けん気だけは惜しみても勝つ
買占めし五個の焼き芋配るかな買出し列車のむかし偲びつ
行水をすればはたかる天花粉くさめ畏れて息の根ひそむ
陰陽を詠いて
投稿者:
尾崎広介
投稿日:2009年 5月28日(木)20時12分1秒 ff-in-f88.google.com
・青い風 心地良ければ 怒は消えて 嬉しくありて 目に涙あり ・舌赤く 熱きものを 食べ過ぎて 喜びよりも 汗多きなり ・黄色なる 食するものは 甘きなり 香を楽しみ 脾胃にて受ける ・秋深まり 街は白き 静寂で 憂う余りに 声哭ばかりなり ・冬寒く 慄するほどに 呻けども 余りの寒さに 耳に届かず
戯言の歌
投稿者:
万兆
投稿日:2009年 5月15日(金)10時55分32秒 ntoska240200.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
久々に訪ね参りし吾娘(あご)と飲む孫を語りしコーヒーの味
先日も逢いて語りし吾娘を詠む 今日久々と たはごとの歌
吹く疾風(かぜ)に眼に入る塵も歌詠めば功徳とおもへ神の随意(まにま)の
春陽追ひ遠回りして帰へろかな虫切地蔵は西向き御座す
散髪の馴染む剃り女のやさし掌(て)はとんとん触れる舟漕ぎの肩
(無題)
投稿者:
尾崎広介
投稿日:2009年 5月13日(水)00時32分48秒 w32.jp-t.ne.jp
・鯉のぼり 屋根の上にて 泳ぐなれど 天から滝を 口にて受け取る
・軒の下 燕の親子の 声を聞き つい見入りてしまい 辺りは暗くなりけり
・昼御飯 故郷産の芋見つけ 昔じぶんの 思い出の旅
・昨日の 食したる柏餅 今日の雨にて 気分は桜餅
・昨日の 激しく降るなり 五月雨 初夏の到来 待ち焦がれつつ
・このところ 二寒二温の 繰り返し 陰陽不安な 皐月なれば
蛍虫
投稿者:
尾崎広介
投稿日:2009年 5月13日(水)00時22分40秒 w31.jp-t.ne.jp
葉に映える 気が付き見れば 蛍虫 集まり出でて 目の前は宝石
(無題)
投稿者:
万兆
投稿日:2009年 5月 1日(金)11時20分0秒 ntoska240200.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
真澄鏡照るや夕陽の赤々と高窓そめる仮初のいろ
頭風の懸念の雲も昨夜(きぞ)に見しすずめの夢の羽ばたきに散る
想ひ出を遺産とおもへ帰省子よ今日のランチの団欒の輪を
六地蔵拝みをがみて宇治橋へむかふ道の辺うぐひすの声
はこべ草あさ陽が照らす玉水を散らせ摘みゆく土手の草むら
さくら
投稿者:
釜堀敏矢
投稿日:2009年 4月10日(金)11時49分28秒 p6157-ipad402marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
春告げに桜ひとひら風にのりベランダで舞う小さき移ろい
四月の歌更改しました
投稿者:
三木計男
投稿日:2009年 4月 2日(木)14時38分51秒 opt-115-30-151-28.client.pikara.ne.jp
ホームページの今月(四月)の歌を更改しました。
「明星」の三女流と謳われた山川登美子の最晩年の歌が取り上げられています。
来嶋靖生先生の解説とあわせご鑑賞下さい。
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