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では、短歌雑誌「槻の木」の巻頭頁「今月の歌」を転載させていただいております。また平成13年10月以降の「今月の歌」を「前月迄の歌」のページに記録してあります。来嶋靖生先生の解説とあわせご鑑賞ください。 なお短歌結社「槻の木会」へのご照会先は、「今月の歌のページ」をご覧ください。 【平成20年2月2日追記】 なお本ページは、真剣に短歌を愛し、切磋琢磨しながら向上を目指すことを目的としておりますので、不本意ながら、その趣旨に そぐわない投稿は、気づいた都度、削除させていただくことがあります。ご容赦下さい。
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水仙
投稿者:
夕波
投稿日:2009年 1月 5日(月)20時05分49秒 softbank220000123160.bbtec.net
水仙の花を飾りし正月に微かな老いが鏡に映る
よすがの旅路
投稿者:
万兆
投稿日:2008年12月31日(水)19時34分5秒 ntoska321084.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
夜すがらに耽り読み来し百選の歌に残りし賢人の言(こと)
百選の翁をしのぶ旅ぞらに初雪ふれり猪名の柏原
猪名川の名も高々と屏風岩千代の常磐に松枝うつせよ
名にも負ひ気高くも立つ屏風岩猪名の流れにうつし晒しつ
初雪に挙(こぞ)りより鳴く玉すずめ 飛び交ひ見せるふるき里庭
霜の朝
投稿者:
パストラル
投稿日:2008年12月15日(月)18時07分54秒 softbank221090043049.bbtec.net
渋柿も赤く染まりてたわわなりいつ落ちるのか問うてみるなり
山里の道に柿の樹が1本、誰も取らないのか
熟した柿が沢山生っていました。
初めましての、投稿です。
今月(十二月)の歌更改しました。
投稿者:
三木計男
投稿日:2008年12月 8日(月)21時22分4秒 usr220208003195.tcn.ne.jp
ホームページ、今月(十二月)の歌を更改しました。
与謝野晶子の最晩年の歌がとりあげられています。
来嶋靖生先生の解説とあわせ、ご鑑賞ください。
虹
投稿者:
nadeshiko
投稿日:2008年12月 7日(日)01時31分39秒 p7145-ipbfp901tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
編集済
晩秋の山の銀杏は金の壷虹を織り上げ天に届かん
(虹の端には黄金の壷があると言う西洋の伝説から)
http://akiclearwater.spaces.live.com/default.aspx?wa=wsignin1.0&sa=84614440
作品5首 望郷の島
投稿者:
不知火
投稿日:2008年12月 5日(金)10時04分16秒 ntkmmt086000.kmmt.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
土手に立ち見放くる海の彼方には浮かびて青き望郷の島
古井戸をのぞいて見れば暗闇の底に鈍く光る水の面
庭すみで古き経本破りつつ燃やしゆくなり炎よ怒れ
街路樹の黄の葉が土に散り積もるおりふし風に吹き散らされて
少年を従者にしつつ犬がゆくすすき穂揺れる野道の中を
作品十首(海へ行く道)
投稿者:
寿子
投稿日:2008年12月 2日(火)12時40分49秒 usr220208003195.tcn.ne.jp
編集済
海へ行く道
冬晴れのま昼のひかり身に浴びて愛(いと)しみ歩む海へ行く道
この道をシャッター通りと人の言ふ四国架橋後港は寂れ
光りつつ岸壁を打つさざ波に出船の銅鑼を聞かましものを
義経が嵐の中に着きしとふ浦に聞かまし旗挙げの鬨
いざ往かむ目差すは屋島と手を翳(かざ)す我が義経は今も若武者
岸壁に立ちて眺むる水平線幾世の人がはたてと見しか
八十を超ゆる夫婦の記念にと市長よ贈らる対のお湯飲み
山茶花の初花一つ開きたりお茶にしませと夫(つま)呼ぶ庭に
花芯より羽音ふるはせ冬の蜂ゆるり出で来て茂みに消ゆる
咲き過ぎて黄の色褪する石蕗に山茶花白き花びら零す
秋の夕暮れ
投稿者:
万兆
投稿日:2008年12月 1日(月)22時24分29秒 ntoska594190.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
噛みしむる 日々の暮らしを 生き来しか 師走に問ひて 烏賊するめ噛む
咎人の 敷き造りしとふ 道の辺に 鎖塚とふ 土盛りの墓
最果ての 道敷き逝きし 咎人の 鎖塚とふ 盛り土に雪
秋日和 布引山の 貯水池を 息長(しなが)の鳥は 紅葉ゆらしつ
夕されば 秋の一日を 惜しむがに 囀りなくや 雀色時
作品十首(無題)
投稿者:
三木計男
投稿日:2008年11月18日(火)11時35分18秒 usr220208003195.tcn.ne.jp
編集済
無題
夜のうちに山は紅葉に染まりなむ今朝は胴着(ベスト)を召せと妻言ふ
山茶花の一輪咲けりと言ふ声に立ち見る縁の足に冷たし
夏枯れの伽羅蕗いつか萌え出でて新葉のうへに花を擡ぐる
本棚よ落つればあはれ装丁のくづれ解(ほぐれ)れつ古き詩集は
浮かさるる思ひに求(と)めし日のありき敗戦の年刷られし詩集
古書店は五十円とし奧附に一円とあり我が春の糧
図書館の夕日はことさら赤くして一日甲斐なし史料渉猟
目を凝らし細字たどりつ尋(と)めざらば変哲もなき町史図版も
限りなき史料をさがし日暮せば書冊の重し行きつ戻しつ
勝てざりし親族(うから)の史料は乏しくて隠るる中を探り追ふのみ
作品十首(晩秋)
投稿者:
寿子
投稿日:2008年11月18日(火)11時24分19秒 usr220208003195.tcn.ne.jp
晩秋
二次会に茶房へ移らむ旧友ら語らひ飽かず席空き待つ間も
会に出て大正琴を弾きしと友CD呉るるうきうきとして
哀愁を帯びたる旋律(メロディー)聴きをれば月かげ青く窓へ差し来る
窓に差す月のひかりに誘はれて仰げば十六夜天心わたる
CDの楽の音聞きつつ灯り消す更けゆく真夜の光(かげ)の静けさ
新開の団地なりしが人ら老い売り家(や)の幟傾き垂るる
砂場には遊ぶ児見えず雀どち古き団地に来たり餌を食む
啄みてゐたりし雀一斉に何ぞや飛び立つ羽音揃えて
家々に柿の実赤く熟れてをり古き団地に椀ぐ人のなく
夕茜静かにうすれわが庭の紅萩の花仄か色点(さ)す
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