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回答

 投稿者:ドクタートール  投稿日:2009年 7月 1日(水)00時39分57秒
  通報 編集済
  ぶんぶんさん:まだ19週でしたね。この時期では急に子宮頚管が短縮して破水や出血を起こすことはないようで
  す。(私の経験からですが)

  でも24週位になりますと、2週間毎の検診ですが、その間に急速に短縮したり、その際の子宮収縮などで、破
  水や出血をおこし、早産になることは割とあります。

  原因は不明で、最近の新生児科の先生がたの意見では、絨毛膜炎により卵膜がもろくなって起こるのだろうと言
  うことになっていますが、一体その炎症の菌はどこから来るのでしょう?

  頚管の炎症からくるのだ・・とか慢性的に頚管炎が有る場合におこるのだ・・とか説明されますが、毎回検診の
  さいに頚管の培養をしても特別に炎症を起こすほどの細菌が発見されないのが普通のようです。

  ですから、頚管から細菌が侵入して、内子宮口から羊膜まで感染がおこるのだ・・と言う説は説得力が少ないと
  思われています。

  妊娠時といえども、膣の中には善玉菌であるデーデルライン桿菌がいて腟炎を防止しているはずですが、妊娠中
  によくカンジダ腟炎が起こることから考えますと、案外、デーデルライン桿菌が減っているのかも知れないとも
  思われます。

  頚管が本当に短縮してくると、入院安静にして、リトドリンまたはウテメリンの点滴や内服をしながら、毎日外
  来で膣内をイソジンで消毒するという病院も多いようですが、そうならないように頚管短縮傾向があれば、抗生
  剤の膣錠を毎日自分で挿入してもらう・・という医院もあるようです。

  私がそのようなやり方に疑問をもつのは、そうならば、感染性頚管炎から羊膜炎にならないようにするために
  は、妊娠中のセックスは厳禁であるべきだ・・と言うことになると思います。

  しかし、古来(江戸時代も明治時代も戦前までも)日本でも諸外国でもそのようなことを先祖代々言い継がれて
  いると言う事実はありませんね。

  精子は多数の雑菌を含んだいわば「汚い」ものですから、もしも膣から化膿菌などの雑菌が頚管から子宮内には
  いるものであれば、膣にそのような雑菌を注入することはとんでもないことと思わなくてはなりません。

  或いは、妊娠中のセックスのまえには、男性の性器は包皮の中までキレイキレイにしてからでないと、挿入不
  可! ということになりますね。でも、そんなことをしている人など聞いたこともないですし、しなくてもい
  くらでも安産しておられますね。

  つまり、頚管短縮ありでもなしでも、早産の原因はいまだよくわからない・・と言うのが現状ではないでしょうか?

  現在の医療破壊の状況とくにNICU の能力が限界に来ている今、一人でもNICU の世話になる赤ちゃんを防ぎた
  いわけですので、いろいろな説が出ているのだと思います。いずれは、どうすべきかの標準治療法がきまること
  でしょうが、いまのところは諸説あり、どれが正しいのかはまだ定説が無い・・と思ってください。

  私は、出血やおりものの増加がなければ、2週間先の検診で十分だと思います。


ふうちゃんさん:おっしゃるとおりクロミッドでもHMGでも、排卵誘発を連続して行いますと、卵巣の感受性がひ
  くくなって、排卵しにくくなることはよく観察されることです。

  ですから、2回排卵誘発を行ったら、1回はプラノバールなどで、生理を起こさせて卵巣を休ませる方法も良く
  行われます(私はこのような場合にプラノバールは使いませんけど)。

  また、施設によっては、クロミッド1回毎に1回の休薬周期を置く施設もあるようです。

  私は殆どクロミッドは使いませんが、HMG のときには、2周期やって、2周期目のHMGの必要量が多くなれば
  次の周期は休みにします。

  勿論、治療をうけている不妊患者さんも治療をしている私たちも、1日でも早く妊娠して欲しいので、1回でも
  休むのはどうしても抵抗感を持ちますが、その方が良い場合も有ります。

  たまに、数ヶ月休んでいる間に自然に妊娠となって、「生理かまだ来ませんが、妊娠反応がでました・・」と
  いって来られる方もあります。ですから、休み周期を自分で決めてしばらく通院をやすむことは、私は良いこと
  だと思っています。

  でも、私のほうから、「しばらく休んでみましょう。その間に妊娠することもありますから・・」と言うことは
  「禁句」なのです。 その理由は皆さんおわかりになりますか? 不妊外来に通院しておられる方の中には正
  解がピンと分かる方も多いと思いますよ。

  話を戻しまして、1,プラノバールは飲んだ方がよいでしょう。 2,排卵したかどうかを確認されないとのこ
  とですが、基礎体温をみて、頚管粘液の状態をみて、経腟超音波断層検査で子宮内膜の状態と卵巣内の卵胞を連
  続的に観察していれば、血液検査など必要ありません。

  私は排卵後の血液検査(血中プロゲステロンでしょうが)は初診の時の未治療の際の高温期に1回するだけで、
  治療中に何度も黄体ホルモンの採血などはしませんよ。
  クロミッドやHMG を使った周期は、黄体ホルモンは採血しても先ず正常値になっていますので。

  PCOS もいろいろな段階の方があり、クロミッドでもHMG でも排卵しない方もあります。
  状況によっては卵巣多孔術という卵巣に多数の孔を開ける手術(腹腔鏡ですることが多いです)などが有効な方
  もあります。

  細菌では、PCOS でうまく排卵してこない方には、「抗ミュラー管抗体」というものを血液で測定して、数値
  が低いと排卵しにくいから早めにこの検査をして、排卵しにくいタイプのかたは、早めに体外受精に移るのがよ
  い・・というような説もでてきているようです。

  ただしこの検査は特殊検査なので、特別の検査センターに提出して検査してもらうようですが、勿論自費ですし
  値段も、1万円以下の何千円かの値段になるようです。

  今後どうすればよいかは、主治医の先生によく今後の方針を尋ねられるのが一番でしょう。
  私もほぼ同様のことも行っていますが、全てはまず主治医の先生の今後の治療予定につき、ご意見を聞いてか
  らですね。

rikako さん:えーと、私のあまり正確でない知識ですが、大人の水痘の予防接種は1回で良かったのではないかと
  思います。接種後、2か月して免疫がついたかどうかを採血で調べればよいのです。

  水痘ウィルスの抗体価が、充分上昇していれば、それでオシマイです。

  なお、2か月は避妊と言われるでしょうし、注射液の注意にもそう書いてあるとおもわれますが、一番胎児先天
  奇形を起こしやすく、予防注射のあと「2か月避妊」とされている風疹でさえも、「もしも、免疫注射後2か
  月以内に妊娠してしまった場合でも、先天性風疹症候群の子供はうまれることは決してないのだから、妊娠中
  絶などに走らないように・・」ということが、再三にわたり, WHO (世界保健機構)から警告がでています。

  まして、先天奇形の出る率が風疹ほどでない水痘ならば、特別避妊は要らないのですが、そんなにすぐに妊娠す
  るとは限らないこと、また免疫注射を機会にしばらく治療はお休みにして、不妊治療のストレスを取る期間にす
  るのも良策ではないでしょうか。

  私の回答で、さらにまた、情報がちがってしまいましたね・・・。どうですか? 不安になりましたか?
  それとも、安心されましたか? 私は安心されたと思うのですが・・・。
 
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